こんにちは!吉野パソコンメンテ 吉野です。
6月~8月末にかけて今夏はかなり暑かったですね。
いや、熱かった、と言っても差し支えないかも知れません。
小粋な(?)ジョークはここまでにしておいて。
表題の通りなのですが時期的にちょっと遅い話題かも知れません。
今回は基本的な “放熱” についてのお話。
ノートパソコンは構成上、ひとつの部品がきっちり設計されています。
あまり空間的に余裕が無い印象があります。
中身を開けてみるとだいたいみちみちに詰まってます。

・基本パソコンの裏側は熱い
一つ一つの部品を見ていくと、無駄な作りはなく、
熱を持つ部分 (CPUやHDDなど)の近くにはファンが付いていて
放熱を促すために金属板であったり熱伝導が良い銅などが目立ちます。
吉野がよくお客様に対して言っていることは、
「ノートパソコンは基本、電源つけっぱなしにしないで下さい」
と言っています。なぜかと言うと「熱を持ちやすい」からです。
先程も申し上げた通り空間的に余裕は無いのです。
つまり少しでも動いていると熱が常にこもる状態となり、
ファンが回る、ファンが回るということはホコリも吸い上げる。
吸い上げるというと塵も積もれば山となる、という言葉があるよう、
【ファンの回転を邪魔します=放熱力が下がります】
なので放熱を促す為にどうしたら良いか?
常日頃からエアダスターなどでホコリを吹き飛ばすのも勿論正解です。
それだけでもパソコンは壊れにくくなります。
シンプルに熱の逃げ場を増やせばいい、というところもあります。
吉野は中古でMac book を買いましたが、
少し操作をするだけで結構熱を持つらしくたまに動きが遅くなります。
使いすぎて壊れるのは仕方のない事だけど、
簡単に壊れたら嫌だな、と思ったのでこういうものをつけてみました。

・ゴム足
実はこのMac book、中古で購入した時点でゴム足が無かったんです。
(その分値引きしてもらったんですけど)
ってことでゴム足つけてみました。(安直)

・隙間アップ
なんということでしょう。
ノートパソコンの裏側が少し浮きました。
するとちょっと動かしただけで遅くなることはなくなりました。
ちなみにゴム足効果でタイピング中に
本体がずれる事も減りました。(固定力アップ)

ゴム足を購入しようとしたところ、透明(クリア)と、黒があったのですが、
とりあえず2種類買ってみました。
パソコン本体のカラーリングと併せるのもいいかも知れませんね。

・そして黒いボディなのに透明を貼る私
うーん、絶妙に格好悪い。
でもこれで黒いボディに透明のゴム足は適さないのがわかりました。
(誰にでもわかると思いますがわからないのが吉野クオリティ)

・網状になっているのが排熱口です
平面に元々ゴム足はありましたが、
低いゴム足だったためか、熱がこもりやすいものでした。
今回透明のゴム足をつける事で0.1cm位は高くなりました。
耳を近づけて見ると排熱が通りやすくなるのを感じます。
これだけでもだいぶ違うという事がわかって良かったです。
しかしながら、MacBook には透明の足をつけれればよかったと軽く後悔。
まぁ、裏面はほとんど目に触れないんで良いんですが。